着物はしきたりが厳しい?たった2つのポイントで解決!

みなさん、こんにちは。

「きものを着たいと思ったその日から…」というコンセプトで、多くの皆さんが着物を身近に、そしていつでも着たいときに着てもらえるように、活動をしています。

皆さんが抱く着物のイメージ。
お教室にお越しの生徒様やイベントで会う方々のお話を聞いていると、間違った思い込みも多いことがわかりました。
それがなかなかこの着物分野に手を出せなかった原因の一つかな…と思っています。

この「着物に関する間違った思い込み」を数回のシリーズ化して、皆さまが着物に親しみを持って頂けるようにお届けします。

 

今回は、「着物のしきたり」。

着物の格にはいくつかの種類があって少しややこしく感じられるのかもしれませんね。

 

でも、最低限2つのことを押さえておけば大丈夫!

この2つのポイントをおさえて、周囲の人に配慮した着こなしができる日本人の「心」を会得し、少しずつ着物の文化にも慣れていってほしいな、と思います。

 

TPOに応じた着こなし

 

洋服にも、カジュアルとフォーマルがあるように、着物にも同じように大きく分けてカジュアルなもの、フォーマルのものがあります。

細かくなると「ちょっとしたよそ行き」などといったカジュアルとフォーマルの中間、フォーマルとフォーマルの中間があったりするので、種類がややこしく感じるかもしれませんね。

でも、式典や結婚式など格式を重んじる場所以外だったら、比較的好きなものを着て大丈夫なんですよ。

 

フォーマル事例
結婚式や卒入学式で着る着物

自分が主役ではない場面では、当然主役より目立つのはNG。
柄が派手でないもの、色味も淡い色を選ぶといいでしょう。

現代では着物を着るだけで目を引きますからね。フォーマルな着物は「自分の好みだけ」で着るのではなく、ご一緒する皆さんがに過ごせるように配慮することが大切です。

事前にご一緒する方とお話ができるのであれば「何着ていきます?」と調整してみてはいかがでしょう。

もちろん、自分が主役になる場面では華やかさを増しても問題ありませんが、悪目立ちしては着物の良さが台無しです。

どのような立場で着るにしても着物の良さを損なわず、その場が華やかになる柄や色を取り入れることが必要ですね。


(一級着付け講師認定式)

 

カジュアル事例
女子会、同窓会、街歩きなどで着る着物

誰にも目くじらを立てられることがないので、思いっきり好きな色や柄を取り入れてみましょう!

長襦袢の半衿、可愛い柄の足袋、帽子をかぶったり、ブーツを履いたり、また好きなモチーフ柄を帯などに取り入れると自分の楽しみが広がりますね。

コーディネート
(春のお出かけイベント)

 

 

 

「季節の先取り」というしきたり

 

もう一つ、着物の着方には古くから「季節の先取り」という習慣があります。

例えば、写実的な満開の桜柄の着物は、桜が咲くピークに着ることはしないようです。
だって、本物の桜の美しさには敵いませんからね。

桜の咲く季節の一足前に着ることで、周囲の人が
「もうすぐ桜の季節が来るわね〜」
「楽しみね〜」
と会話を楽しませる日本独特の情緒があります。

ただし、例外として桜は日本を代表する花なので、レセプションなど意味のある場所だったらお役目を持っているのでいいかもしれませんね。

また、桜のマークや意匠化しているものだったらいつでも大丈夫ですよ。
私も季節問わず自分のアイコン(4月生まれ)として取り入れています。

よって、柄を選ぶときには四季咲き(春夏秋冬の花が全部入っている)のものを選ぶといいでしょう。
どの季節にも関わらず着ることができるので、おススメです。

また、色も同じです。
着物や帯、小物と重ね合う色味でも季節を表すことができます。
例えば、夏の時期だったら赤いものではなく、薄いブルー系でまとめて清涼感を感じるものを着たくなりませんか。

 

要するに着物のしきたりとは、
TPOを守り相手に与える印象
季節の先取り
この2点に配慮していればひとまず大丈夫です。

 

桜

 
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