浴衣と着物で締める半幅帯の違い
梅雨の時期を迎えると、もうすぐ浴衣の季節になるのかと楽しみになり早く着たくてワクワクしませんか。
ちょっとポップで可愛い色の浴衣もあれば、大人しっとりとした色味の浴衣・・。
お手頃価格で売られていたり、観光地でも手軽にレンタル着付けできたりするので、毎年色柄を取り替えて夏を楽しんでいきたいですね^^
浴衣の歴史
浴衣はもともと平安時代に貴族が風呂(当時は蒸し風呂)に入るときに身につけていたと言います。
映画「テルマエロマエ」の大衆浴場(蒸し風呂)で着ていたイメージがあるでしょうか。
そこから江戸時代になると、湯上りの汗取りのためにガウンとして着るようになりました。
現在でもホテルや旅館で湯上りに着ていることもありますし、花火大会や盆踊りなど夏の行事のお出かけ着として着ていくことが定着していますね。
無地から柄物へと可愛い柄も増えてファッションの一つとなりました。
お気に入りの一枚で毎年楽しみたいですね♡
さて、今回は浴衣に締める帯のお話です。
様々な種類がありますが、
一部、浴衣だけに使う帯、浴衣と着物にも兼用できる帯があるので、ここでしっかり違いを理解していただけたら幸いです。
帯の仕立てや素材の違い
浴衣や着物のおしゃれ着(小紋・紬)には、いずれも半幅帯を使用することができますが、よーく見ると仕立て方が違います。
素材はお手頃価格のポリエステルや、絹でできている本格的なものが主流です。
ポリエステルの中でも、
・ペラペラ、ツルツルの1枚仕立て
・2枚合わせてある仕立て
があります。
ファストファッション店舗(ユニ○ロ、しま○らなど)でよく売られていますが、
これはペラペラ、ツルツル1枚仕立てなので、浴衣だけに締められる帯で、着物にはちょっと合いません。
一方で、こちらは2枚合わせてある仕立てで、浴衣にも着物にも締めることができます。
(袋に縫い合わされているので、「小袋帯」とも言われます)
購入する際は、どちらにも兼用できる2枚仕立て(袋状)になっている半幅帯を選ぶとお得ですね!
どちらの帯もアレンジ多彩
浴衣だけに使う帯、浴衣と着物にも兼用できる帯をご紹介しましたが、それぞれ特徴を活かした帯アレンジもあります。
どちらも同じ結び方ですが、前者の方が短めなので、全体的に小ぶりなモチーフになります。
後者の方は比較的長く、2枚仕立てということもあるので張りがあってしっかりボリュームのあるモチーフができます。
「浴衣こそしっかり着てみたい」「YouTube見てもできなかった」など、いつもしっくり来ない方は1日しっかりお稽古してみましょう。
目から鱗の技が満載で、これからの夏の浴衣着付けが楽しくなりますよ。
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