長身166cmさんのおすすめ羽織丈選びとメリット

先日、お気に入りの反物で羽織を誂えました。

私の身長は166cmです。

 

羽織の丈を決めるにあたって、いろいろとネット情報を回ってましたがいざとなると決断がゆらぐ(笑)

同じような方の参考になるように記録しておきたいと思います。

この羽織丈は先生とも相談し、「2尺8寸(約106.4cm)」にしました。
身長に対して、約64%です。

 

 

現在は、ちりよけも含めて膝下まである長羽織が好まれています。

時代とともに着物のお袖丈が長いものがあったり、短いものがあったりしたように、羽織の丈も長短を繰り返しているようです。
その昔、「明治から大正時代」のころは現在と同じく長羽織が好まれていましたが、ひと昔前の「昭和の時代」はお尻の下くらいの丈が好まれてました。

明治・大正  →  昭和  → 平成・令和
(長羽織)    (短め羽織)  (長羽織)

 

昭和初期生まれの祖母の羽織は、やはりお尻の下くらいの羽織丈だったので・・・
「それはそれ」として(※)羽織ってましたが、やっぱり長羽織は柄もたくさん出せて、お尻も隠せて、長い分スレンダーに見えて最高でした^^

(※)羽織を着ることは「羽織をはおる」とも言います。
おばあちゃんは羽織じゃなくても、「何か羽織っていきなさいよー」と声をかけられた記憶があります。

昭和時代のおばあちゃんは、何か羽織っていないと小っ恥ずかしかったようですね。
(確かに、いつもカーディガンやベストを羽織っていたような・・)

 

 

着尺で羽織を作るメリット

 

羽織やコートの丈が短い昭和時代は「羽尺(はじゃく)」と言われた約10m程度の短い反物から作られていましたが、長羽織を作るとなると足りないので、着物が作れる約13mの着尺から作ることが多いです。

13mの着尺から羽織を作ると、想像通り生地が余ります。

 

その余り生地で、共帯を作ることができました。

つまり、ひとつの反物で2つのアイテム(羽織・名古屋帯)ができるのです。

 

(私自身の、羽織と帯のセットで着た写真がなかなか撮れていないので、いつかアップしますm(_ _)m)


(生徒様の参考お写真)

 

 

羽織の3つのメリット

 

訪問着などの礼装以外の着物(お洒落着)に合わせる羽織ですが、この羽織を重ね着するだけでお洒落度がグンと上がります。

 

(1)羽織の重ね着が素敵で、コーディネートとしても着こなしの上級者

 

(2)ただし、「お洒落」や「素敵」だけではない。

もはや初心者さんこそ、帯の形や後姿が気になるものですが羽織を着ることで安心することができるアイテムなのです。

超優秀。

 

(3)羽織はカーディガンやジャケットの役割なので、コートと違って室内で脱ぐ必要がありません。
ずっと着っぱなしでいいなんて、ありがたい。

 


(塩沢紬に半幅帯というカジュアルスタイル)


(やっぱり重ね着するとお洒落度が上がりますね)

 

 

裏地つける?つけない?

 

この羽織は、裏地をつけていない「単衣(ひとえ)」の羽織ですが、温暖化が進んでいる現代では単衣で十分ですね。

白っぽい裏地が気になる方は、裏地をつけて「袷(あわせ)」にしてもいいですし、
今は両面染めの反物もあるので、そうすれば裏地の白っぽいのが気になりません。

 

そうそう、
今度は夏の羽織も気になってるので反物選びに夢中です。
いわゆるシースルーの羽織。

「暑い夏に羽織で重ね着?!」と思われますが、特にシースルーを重ねたところで体感は変わりません。
見た目が涼しいので、夏の上級者テクとして、重ね着のお洒落に重宝します。

実際に「桜の咲く頃から紅葉まで(=寒くないとき)」に着ることができるので、意外に着用期間の幅が広いですね。


(生徒様の参考お写真)

 

 

海外でも人気の羽織

 

 

黒羽織は海外の方のファッションとして人気が高いです。

シルク100%ですからね、肌触りもいいですし、日本の文化に触れているのも人気だそうです。

 

 

着物✖️知識

 

着物が着られる、着せられるだけではなくやはり着物に関する知識、着物の基本的な約束事(TPO)を学ぶことをおすすめしています。

「着物は着られます(着せられます)が、着物に関する知識はあんまりです・・・」とは小声の人も多いです。

 

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