IoTやAI時代でも着付け技術が残る2つの理由

ここ近年では、IoT(Internet of Things)やAI(artificial intelligence)の普及によって、

私たちの生活の中で冷蔵庫やエアコンなどの家電もインターネットに接続されるようになったり、

コンピューターが私たちの趣味嗜好を学習して生活をフォローするなど、スマートに暮らせる時代になりました。

 

私の幼少期には携帯電話がこんなに手軽にパソコン化するなんて考えられなかったことですが、

今後もそういった機械化する部分と上手に付き合い、さらに私たちの生活が変化していくことと思います。

 

人から機械へシフトしていく職業とは

 

私たちのような「手に職」を付けて生業にする人達の中でも、IoTで機械化、効率化が重視され、「人がやるべきもの」から「機械がするもの」に変わっていることも事実です。

 

知り合いは英語が堪能で通訳のお仕事もされていますが、「通訳」というお仕事について将来どうなるものかと話していたことがありました。

今は通訳さんがいなくても、数千円で手に入る翻訳機があれば、外国語を話す方と意思疎通ができちゃうからです。

その他にも、
・オペレーター
・工場作業員
・レジ係
・組み立て
・ホテル、会社の受付
・通関士
など、様々な仕事が機械化する新しい業務体系にシフトしていっています。

時代の流れでは致し方ないところですが、

しかしながら、これから多くの物事が「機械化」していく中でも必ず人の手が関わり残るものもあると考えています。

 

着付けに必要な「心」

 

機械化していく時代の中でも「着付け」は機械化できませんね。

突っ立っても、ロボットが着せてくれることはないでしょう。

着付けには体型に関係する技術がたくさんあり、体の凹凸に合わせて隙間を埋める補正であったり、

襟合わせの加減ひとつでも「首を長く見せたい」「首を細く見せたい」などその人にあった着付けが必要となります。

なにしろ、一番大切な「心」が機械にはないので、着物を着る人をお祝いする、おでかけを楽しみにしている方に「いってらっしゃい」といった気持ちが伴わないのです。

これが、IoTやAI時代でも着付け技術が残る理由の一つと考えています。

 

コーディネートを考えるときに、着物と帯をインプットした機械に「今日のコーディネートはこちらです」と言われるどうなのでしょうか。

自分の好きな感性が無視されて、なんだか機械の言いなりになっている気がしませんか。

 

TPOに合わせて色や柄、ご一緒する人のお顔を思い浮かべて、

コーディネートに要する時間は、着付け師やお客様の感性を磨くとともに、

コーディネート力をアップさせる大事な工程で、

着物や帯、帯揚げ、帯締めに至るまで「あーでもない」「こーでもない」と思い悩む時間が一番楽しいのです。

 

どの年代にも必要とされる着付け技術

 

もう一つは、おばあちゃんになっても出来る手仕事の「着付け」。

人に着付ける仕事としては定年もないし、若くても、シニアでも経験があればあるほど技術を向上することができます。

 

洋服やドレスは30代の好みが50代とは違い、形や素材も好みに合う合わないものが出てきてしまいますが、

着物は形も決まっていて、素材も同じなので、帯合わせを変えれば、可愛くも渋くもコーディネートの幅が広く着ることができます。

これが着物の最大の魅力ではないでしょうか。

 

・お母さんになって、七五三で我が子に着物を着せる

・夏祭りに浴衣を着せる

・20歳になった子どもの振袖や袴を着せる

・卒業式の袴を着せる

・結納や両家の顔合わせに着物を着る、着せる

・結婚式で留袖を着る

・おばあちゃんになって、孫の七五三とお母さんに着物を着せる

 

いくつになっても、着付け技術があるおかげで日本の儀式に着物を取り入れることができるのです。

 

将来の長く価値ある「着付け」の仕事

 

着付け講師、着付け師になってから、毎年多くの生徒様を教え、多くのお客様の着付けに携わっています。

 

私は、最初から「着物が着たい」「着物が好き」だったわけではありませんでした。

息子の卒園式に祖母の着物で出席したいと思いつき、たまたまご縁のあった着付け教室に通い始めたのがきっかけです。

その教室が、当着付け教室の母体でもある「きものカルチャー研究所」でした。

 

「着付け講師になりたい」なんて思ってはいませんでしたが、

カリキュラムにプロが目指せる資格取得コースがあることを知り、なんだか途中で辞めてしまうのはもったいない気がしてそのまま約1年かけて通学していました。

単純に「プロ」という言葉に惹かれたのもそうですが、将来おばあちゃんになってもできる誰かのお役に立てると思ったのです。


(イベントの支度部屋にて)

 

これからの将来、AIでもできない「着付け」。

お客様のお祝い事に立ち会える素晴らしいお仕事だと思っています。

 

私たちと一緒に、着付けをしっかりと習得してみませんか。

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