大人が浴衣姿で気をつけるべき３つのポイント

着るのに難しいルールがなく、誰でも気軽に楽しめるのが、浴衣です。

かつては、「湯帷子（ゆかたびら）」と呼ばれ、大勢で蒸し風呂に入るときに着られていたものが、だんだんと入浴後後に着られるようになり呼び名も「浴衣」になりました。

「テルマエロマエ」というイメージが合うかもしれませんね。

このことから、浴衣は湯上りに素肌に着るものとしていましたが、今は街着として着ることができるため、最低限、下着を着る必要があります。

 

今回は、「大人が浴衣を着る上で気をつけなければならないポイント」を３つご紹介します。

 

実は、毎年大人の浴衣姿を見ると、この３つを抑えていない人を多数目撃しています！

「動画を見て自己流で着て、実は失敗した」と、ただ着方を知った人たちということがすぐわかってしまいます。

 

 

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ポイント１　衣紋

 

衣紋とは、「首の後ろの衿の開き具合」の事をいいます。

この衣紋の開き具合で、性別や年齢、着用機会をも表しています。

 

衣紋を詰めた着方	衣紋を開けた着方
・男女子ども ・大人男性　など	・大人女性 ・花嫁さん ・成人式の振袖 ・舞妓さん　など

 

 

ポイント２　衿合わせ

 

友人と会う時、写真を撮る時、いずれも顔の近くだからこそ気をつけなければならないのが衿合わせ。

このポイントをきちんと抑えないと「だらしなさ」が際立ってしまいます。

 

ダメな衿合わせ	正しい衿合わせ
・衿が浮いている ・衿の重なり浅く、胸元まで開いている	・のどのくぼみの下で重ねている ・鎖骨にぴったりついている ・余計なシワがなく、胸元の空気も抜き、ボディスーツのように張り付いている

 

 

ポイント３　着丈

 

着丈というのは、浴衣の足下までの長さです。いわゆるロングスカートの丈というイメージでしょうか。

「浴衣は足首を見せていい」という言葉が強く残っている人が多いのですが、腰紐を締めたあたりからどうもそれ以上に上がり、足首どころではなくなっている人を多く見かけます。

最初から体に腰紐が食い込んで短くなることを念頭におくと、丈の長さは失敗しないです。

 

ダメな着丈	正しい着丈
・くるぶし以上足が見える ＝帯から下の生地が短くなる分、足が短く見える	・くるぶし丈

 

 

いかがでしたか。

今回は最低限の３つにポイントをしぼってお伝えしました。

今ではたくさんの動画で浴衣の着方を見ることができますが、細かなポイントや「どうしてこうなるの？」がなかなか改善できずに困っていらっしゃる方もいます。

 

 

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